リアコやガチ恋でない推し活
アタシはキラキラしてる推しに会いたいし、推しにはアタシの良い子な姿だけを見て欲しい。
仕事に疲れて愚痴ってるところなんて、間違っても知られたくない。
アタシが推しを知らない分、推しもアタシのことを知らない(そもそも興味なかろう)。
そもそも平均以上に可愛い共演者がたくさんいるのに、一般人でブスに分類される自分が恋人に選ばれる状況がドッキリ以外に思いつかないんだけど、その辺俳優ファンの皆様いかがですか?
ってゆーかーさー。
自分が顔も中身もすっげぇダメ人間なのわかってるから、せめて中身くらいは取り繕いたいよな!
握手会やらツーショットチェキやらの数分間を、精一杯ぶりっこしてやり過ごすのが限界だけど!
みんな推しの前で良い子してたいから愚痴垢とかいう文化が出来たんでしょ?推しをフォローしてるアカウントじゃ、推しへの愚痴なんて言えないよな!推しにリプしたいから鍵垢にも出来ないし。
推しと付き合ったら、その愚痴垢の中身全部見せるのと同じような状況になるんだぜ?
…ちなみに私は愚痴垢ない代わりにこんな変なブログ書き出したので、このブログが推しに見つかったら死ぬ☆
ぶっちゃけ私の推しは以前カノバレで炎上した。
カノバレする数年前からファンしてたし、炎上後もファンを続けている。
リアコやガチ恋じゃないからかもしれないし、大したプレゼントもしたことないからかもしれない。センスに自信がないから、プレゼントよりも花贈っとけって感じ。
炎上した当初は
「マジかよ」って思いと
「来るべき時がついに来たか」って悟りが
渦巻いてたなぁ。
このご時世、こんだけネットやSNSが発達した状態で一般市民がゴシップ記者並みにアンテナ張れる。恋人バレしないってのは難易度高い(そっとしといてやれよとは思う)。
かといって年頃のイケメンに恋人がいないってのもそれはそれで心配。
ぶっちゃけバレないようにしてれば恋人いようが、性格悪かろうが、どーでも良い。
しかしながら、わざわざ二人の関係性を匂わせてファンにマウント取ろうとする女はどうかと思うし、ファンからのプレゼントを恋人に横流しするのはファンを馬鹿にし過ぎ。
ファンからの攻撃対象が彼女の方に向いた時点で、彼女を守れてないっていうこの状況…
誰得なの?
推しには幸せになって貰いたいからこそ、ファンも恋人も大切にしてくれと思う。
ファンがおらねば仕事が減る。
結婚を幸せとするならば、そりゃあ彼女という存在も必要だ。
そのことを共通理解出来る相手と愛を育んで欲しいし、結婚した暁にはファンとして心から祝福したい。
ファンがストーカーまがいなことしてカノバレするのは、そっとしといてやれよと思う(2回目)。
仮にその彼女と別れてもあなたが恋人になることはまずないので、落ち着いて欲しい。
万が一古い少女漫画的展開で付き合えたとしても、隣に並んだら一人で勝手に惨めな気分になっちゃうブス具合。
イベントのツーショットチェキは毎度喜びと悲しみがない交ぜ。
ファンってつまり、気に入った芸能人にお金を落とす消費者なんだよね。
アタシはただの消費者だから、自分のお金と時間遣って推しを選んでるだけ。
飽きれば推しを変えちゃうか、コンテンツから降りるだけ。
洋服やスイーツが恋愛対象じゃないのとおんなじで、推しも恋愛対象じゃない。
ってのがアタシの推し活スタンス。
執筆におけるキャスティング行為
ある舞台俳優のファンを長年やってるんですけど、自分の書く作品のモデルにしたことは一度もないです。
「この作品が賞獲って、2.5次元化する際には推しを○○役に指名するんだー!」
なんて考えたこともなく。
ところが最近、特別役柄が好みだったワケでも、ご本人についてはほとんど存知上げないにも関わらず
「こういう役を見てみたい!」
って思うような方を見つけてしまい、その方の演技をイメージして数本ラノベネタを生み出しました。
栗本薫先生は、東京サーガシリーズで、ジュリーこと沢田研二さんをモデルにいくつもの「今西良」という存在を生み出したそうですが、今の私もその感覚に近い…かも?
ただし、私の場合はいくつものパラレル世界に存在する同一人物ではなく、名前も世界観も性格も全然別の人間にしてるから、あくまで同じ人をモデルに何人ものキャラクターを生み出した状態。
推しに対しては全然そんなこと思わなかったのに、なんでこの人に?って首傾げてるんですが、強いて言うなら顔と演技がタイプだったんだと思う。
演技については俄然推しの方が好きですけどね。
推しは絶対どんな舞台も観に行くけど、その方の出演作は役柄か世界観がよほど好みであるか、あるいは推しとの共演または推しの出演関係なく追ってるシリーズにご出演でない限りは、行かないかなぁ。
この差デカいね。
推しに対する「こんな役も観てみたい!」は出演作追っかけてりゃいずれ当たるし、意外な役を演じる姿を観る機会もある。過去作の円盤を探すって手もある。
好きな役を演じる姿しか見たくないってのはあんまりファンとは言いがたいッスよね。
※好きなキャラクターを演じたことから俳優ファンになって他の舞台を観に行くようになり、沼に落っこちることも多々ある。私も推しに対してこのパターンで落ちた。
だけど、今、自分にネタのインスピレーションを湧かせてくれる方に対しては追っかける時間とお金と労力を惜しんでしまっているので、なんつーか
お茶の間顔ファン
※それが悪いとは思わないけど、私の応援スタイルではない。
演技を観られない分、欲望を創作にブチ込んでるこの状況は正に
憑依対象不在の夢小説。
リアコやガチ恋の属性持ってないから、2次元だろうと3次元だろうと夢小説は読まない、書けない。
キャラクターの考え方や行動には多かれ少なかれ私の考えが滲んでるだろうけど、自己投影したキャラクターを作ったこともない。
何にせよ某俳優さん、私のインスピレーションを刺激してくださってありがとうございます。
なんかの機会に(接触系イベント以外)お金を落としますね!
キャラクター造形について
ツイッターとかで、自作品のキャラについて
「絶対あの声優さんに声あてて貰うんだ!」とか、
「挿絵はあのイラストレーターさんに!」とか。
そこまで目処立ててるワナビさんをお見掛けすると、自分はそういう展望が全然ないなって。
なんならキャラ同士の掛け合いを書いてる時、どのキャラも自分が演じてる声で再生してるかも……
ナルシスト!!
ビジュアルに関してはマジで描写が苦手。
髪と目の色考えるだけで2、3日掛かることなんてザラだし、キャラ同士の見てくれが被らないようにバランス取るとなるともう……。
そんなこんなでキャラクター考える時は、具体的な声優さんのボイスのイメージもなく、ビジュアルのモデルにする俳優さんがいるワケでもなく、ポンッといきなり頭の中に登場するパターンばっかり。
「君は誰?何してる人?」
ってキャラクターを追いかけ回してプロット練る。
いきなり銃で撃たれてるシーンが脳内に降って来て、それがキャラとの初めましてってこともあった。
ワンシーン降臨型とでも呼べば良いのか?
ネタを考える時は
キャラクター→世界観→話の展開
の順かなぁ。
具体的に好きな声優さんや俳優さんを想定するのは執筆のモチベーション上がるだろうし、そこまで細かく想定出来るのは羨ましい。
自分のキャラクターは一個人格として確立してしまっていて、好きな芸能人当てても今ひとつピンと来ない。
まぁ、自分が書く作品で芸能人を指名出来る程のモノが出来るとも思えないし、そういうことに悩むのは賞獲れてからでいいや~。